Sonic Notes
公開日

アルバムレビュー:潮騒のパルス

アンビエントとビートが交錯するミニアルバムの聴きどころ。

アルバムレビュー:潮騒のパルス

『潮騒のパルス』は、波のフィールドレコーディングを軸にした6曲構成です。静かな導入から始まり、後半に向かってリズムが明確になる設計で、海辺の時間の流れを映します。

サウンドデザイン

特筆すべきは、ハイハットの細かな揺らぎです。プログラミングされたビートに人間的なズレを残すことで、海風の不規則さを表現しています。中盤の曲では、波の音を逆再生したサンプルが入り、曲の質感が一段階変化します。

メロディの配置

メロディは控えめながらも、繰り返し聴くほど輪郭が現れる構造です。短いフレーズを複数の楽器に分散させ、聴き手の記憶の中で合成されるよう設計されています。

まとめ

夜遅くに聴くと特に効果的で、集中力を高めつつも心拍を落ち着かせるバランスが取れています。ミニアルバムながら全体のストーリーが明確で、次回作の展開にも期待が高まります。